実は、各塾でトップクラスにいる女子が、時々男子の灘中コースの子供たちと一緒に勉強しているケースがあります。(もちろん最後までというわけではありませんが)
そして、このようなかたちで灘コースに参加し、そこでもある程度の成績をおさめた経験のある女子はどの塾の生徒であれ、しっかりと洛南にも四天王寺(医コース)にも合格しているケースが多いです。
洛南中学で言えばの算数の入試問題は半分にあたる75点分が基本知識で解ける問題、残りの75点分はかなりの難問になっており、特に最上級の50点分は男子で言えば洛南第一志望の生徒には手も足も出ないような超難問となっているわけですが、やはり灘中に合格し洛南中学を併願でも合格している子はこのあたりの差がつく超難問も何問かはしっかりと得点し100点以上120点程度は当たり前のように得点してきます。
これは女子が目指す合格点にもあたるわけですが、実はこのあたりの差がつく難問〜超難問を得点するのに
【灘問を解くテクニックや灘中特訓で習う深い知識】がかなり有利に働くケースがあります。
どの塾の【灘中特訓講座】を見てもやはり灘コースは別格ですので、【この灘中対策講座でしか習わない深い知識】というものがあり、男子で言えばこのあたりの知識を灘コースできっちりおさえている子(もちろん灘に合格するレベルの子)では洛南女子の合格点と同等の洛南併願入試での合格点を勝ち取れるわけですが、
私の経験からお話しさせて頂くと、こういった【灘コースでしか習わない深い知識】を洛南・四天王寺(医志コース)を第一志望とする女子生徒に指導することで、差がつく難問に対する得点率が飛躍的にアップします。
もちろん灘コースと同じことを全てやるというわけではありません。
【良く出る単元に集中して、その単元だけは灘知識まで深めておく】ことで、合格する子でしか得点出来ないような差のつく超難問できちんと得点できるようになります。
※余談ですが、実際この2つの学校には【灘問によく似た問題】【灘テクさえ持っていれば同じ要領で解ける問題】もかなり差がつく問題の中で出題されています。一見【灘中の過去問を参考にしているのではないかというような問題】や、【灘中レベルの算数問題まで解ける生徒がほしいのでは?その見極めをするための問題なのでは?】と思ってしまうような難問も多々出題されております。
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